命に嫌われている。(初音ミク) - カンザキイオリ | リンネのコードブック Chord Of The Rinne /jpop/ギター/ピアノ//crjr9c

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命に嫌われている。(初音ミク)

作詞作曲 : カンザキイオリ

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　原曲BPM　200




















「死にたいなんて言	う　なよ。」

「諦あきらめないで生きろよ。」そん

な歌が正ただしい	なんて馬鹿ばか

げてるよな。実際

自分は死　んでも	よくて周まわ

りが死んだら悲しくて「それ

が嫌いやだから」っ	てい　うエ

ゴなんです。

他人たにんが生きても	どう　でもよくて

誰だれかを嫌きらうこともファッションで

それでも「平和　に	生きよう」なんて素す

敵てきなことでしょう。

画面がめんの先さきでは	誰だれかが死んで

それを嘆なげいて	誰だれかが歌って

それに感化かんかされ	た少年　が

ナイフをもって走った。僕らは

命いのちに嫌きらわれ	ている。価値かち

観かんもエゴも押おし	付つけていつも

誰だれかを殺したい	歌を簡かん

単たんに電波でんぱで	流ながした。僕らは

命いのちに嫌きらわれ	ている。軽かる

々がるしく死にたい	だとか軽かる

々がるしく命を	見てる僕ら　は

命いのちに嫌きらわれ	てい　る。









お金　がないので	今日も一いち

日中にちじゅう惰眠だみんを	謳歌おうかする。

生きる意味　なんて	見みい出だせず、

無駄むだを自覚じかくして	息いきをする。

寂さみしいなんて	言葉　でこの

傷きずが表あらわせて	いい　ものか

そんな意地いじばかり	抱かかえ今日きょう

も一人ひとりベッドに	眠ねむる

少年　だった	僕達ぼくたちはいつ

か青年に変か	わってい　く。

年老としおいていつか	枯かれ葉はのように

誰にも知　られず	朽くちていく。

不死身ふじみな身体からだを	手　に入れて、

一生いっしょう死しなずに	生き　ていく。

そんなSF　を	妄想もうそうしてる



自分が死んでも	どうでもよくて

それでも周まわりに	生きて欲しく　て

矛盾むじゅんを抱かかえて	生き　てくなんて

怒おこられて	しまう　。

「正ただしいものは	正ただしくいなさい。」

「死にたくないなら	生きていなさい。」

悲しくなるなら	それでもいいなら

ずっと一人ひとりで	笑　えよ。僕らは

命いのちに嫌きらわれ	ている。幸こう

福ふくの意味すらわ	から　ず、生まれた

環境かんきょうばかり	憎にくんで簡かん

単たんに過去かこばかり	呪のろう。僕らは

命いのちに嫌きらわれ	ている。さよ

ならばかりが好き	すぎて本ほん

当とうの別わかれなど	知　らない僕らは

命いのちに嫌きらわれ	てい　る。







		幸福こうふく

も別れ	も愛情

も友情	も滑稽こっけい

な夢の戯たわむれ	で全部ぜんぶカ

ネで買える代しろ	物もの。

明日あした、死んでしま	うかもしれない　。

すべて、無駄むだになる	かもしれない　。

朝あさも夜よるも	春はるも秋あきも変か

わらず誰だれかがど	こかで死ぬ　。

夢も明日あしたも	何なにもいらない。

君が生きていたな	らそれでいい。そう

だ。本ほん	当とうは

そういうことが	歌いたい。

命いのちに嫌きらわれ	ている。結けっ

局きょくいつかは死ん	でいく。君

だって僕	だっていつかは

枯かれ葉はのように朽く	ちてい　く。それでも

僕らは必死に	生きて命を

必死に抱かかえて	生きて殺ころし

てあがいて笑　っ	て抱かかえて生き

て、生きて、生き	て、生きて、生き

ろ。